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「よーし、まぁこれでボスにも報告できっし!
帰るぞ、α(アルファ)」
「後片付けしなくちゃいけない。お前1人で帰れ」
「あ?後片付け?んなもん…」
「帰れ」
「チッ…気持わりぃ女」
男は怪訝そうな顔をして“倉庫”から出て行った
「………elzで死ぬ者はみな、報われない。だから…私が見届けよう…peaceful」
「遅かったなぁ…α」
「………申し訳ございません。ボス」
「ちゃんと始末してきたんだろうな?」
「もちろんです。elzは死者の場所ですから」
「ふっ…言うようになったな」
「部屋にいます。何かあったら呼んでください」
「あぁ、ゆっくり休め」
周りから聞いたら最後の言葉、優しい言葉
そう聞こえるかもしれない
けど違い
あの言葉の真意は
「お前にはまだまだ“仕事”があるからなぁ」
嫌なタバコの煙とボスの気持ち悪い笑みが、脳裏に焼き付いている
寝ても目を閉じても呼吸を止めても
嫌でも思い出すあの匂いと顔
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