はじめましてと呟く君

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風が吹き、伸びた前髪を誘った。 メガネとマスクで隠された顔。 その下にあるものを隠して、誰にも見えないようにした。 もう、あんなことは2度と起きてほしくないから… 何も考えずに歩いていると、ついに着いてしまった、新しい私の学舎。 やりたいことを好きなだけ勉強して、将来はその職業に就く。 そのために、少し無理をしてでも受験して、やっと今日がきた。 ‘’よし、頑張ろ” そう心に決めて、新しい一歩を踏み出した。 この時、私は盛大に校門の前でずっこけて、顔面から倒れてしまった。 おかげで鼻血が出て、入学式に出れずに保健室へ運ばれた。 ぬぅー///// この記憶を消し去りたい!
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