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負担であった。今からわたしは祥子の友達
でも同級生でもない、と言った美奈子の
厳しい口調がよみがえる。美奈子が何故
耀達の代理人になったのかは解りかねるが、
喜んでなった訳ではあるまい。結果として
彼女の恋人を寝取ってしまったのだから。
態度には出さないが、美奈子は自分を恨んで
いるかもしれない。憎んでいるかもしれない
その負のエネルギーが子どもに影響しない
とも限らない。美奈子の思いが強ければ強い
ほど自分も子どももどこかへ追いやられる
ような気持ちになる。
いっそのこと罵倒されたほうが気が楽だった。
あの厳しく冷たい口調と入念な準備の矛盾が
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