第3章 夢

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部屋の隅の障子が開き、二人の様子を覗き 見ていた男達がわらわらと出てきて二人を 囲んだ。交ぐ合う姿を見られた女は自分を 取り巻く男達の視線を浴びて更に昂り、 溢れた蜜が足を伝い、シーツを濡らした。 女は何度目かの叫び声と共に身体を痙攣 させた。 祥子は遠くからその様子を見ていた。が、 気がつくと布団の上で男に服を脱がされて いた。一糸まとわぬ姿となった祥子の全身を 男は指と舌で弄ぶ。布団の周りでは先程の 男達が舌なめずりして見ている。彼らの
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