第1章 托鉢

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「ここに来た時、寝室には布団が敷いて あって、冷蔵庫には食事の用意がしてあって 驚いた。全部美奈子が用意したんだよね?」 「そう。オレは動きが取れないから、 美奈子に頼むしかなかった。美奈子は自分の 役割として準備しただけだから、気にする 必要ないよ。」 「それはそうだけど…。」 「そういえば、何ヶ月になった?」 「五ヶ月。」 「そっか。」 「ありがとう。」 「え?」
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