17  だけど、はぁ……だぜ、もぉ  (続き)

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だから、 はぁ……、これじゃ、完全に悪循環のドツボだろう。 一人になれば、そんな溜息と共に頭を抱えるしかない。 そして、 やっぱりこれは、彼女と一緒じゃないと治らないのかな。 そう思う一方で、俺の心と体の俺だけの問題なのに、 それに彼女を色々付き合わせるのは、やはり心が重い。 しかも、医者に相談すれば、二言目に出てくるのは「焦るな」の一言。 もう完全に、答えのない迷路に入り込んだ気分だった。 そして、こんな風にウジウジ悶々としている内に時は刻々と流れていき、 とうとうそのまま、俺は、終電勤務の日々へと突入してしまったのだった。
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