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放課後になり、梨穂が教室に来て一緒に帰ることになった。
「あ、そうそう。私ねバイトすることにした。」
「え!!みなみがバイトを自らすると言い出すとは…」
「お金ないし。バイトしたら1ヶ月はお金に困らず生活出来るかなって。」
「そっかぁ。頑張ってね!」
梨穂は笑顔でピースした。
「なにその笑顔。逆に怖いし。」
「なんでよ!でも、みなみが元気でよかった。」
「元気だし。もう裕太なんて人知りませんから。」
笑いながら言った。
本当の気持ちを隠すために。
じゃないと今でも涙が出そうだった。
「じゃあ、うちこっちだから。バイバイ!」
「バイバイ。」
梨穂と別れて帰宅した。
早速バイトの面接の為電話をかけた。
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