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まだ…あの人居るかな。
店内を見回してもさっきの彼の姿はなかった。
帰ったのかな。
「あれ、蒼君どこ行った?」
店長の桐島さんは蒼という人を探しているみたいだった。
「あ、まだ相川さん居たんだね。どうしたのかな?」
「いえ!なんでもありません!さようなら!」
店を出ようとしたら誰かとぶつかった。
「大丈夫?」
転んだ私に優しく手を差し伸べてくれたのはさっきの美男子だった。
「相川さん大丈夫かね?蒼君はどこに行ってたんだい?」
「大丈夫です。」
「ごめんね。ちょっと外掃除に行ってました。」
店長はホッとしていた。
「蒼君も相川さんもお疲れ様。」
「店長また明日な。」
私と蒼さんは店を出ると偶然駅まで同じ道だったので一緒に途中まで帰ることになった。
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