本当の始まり
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「さっきは驚かせちゃってごめんね」 幽霊はニコッと微笑みそう言った。一瞬、その言葉の真意が理解出来なかった。 さっき?もしかして……親友が人を殺していた事?まさか、アレはこの幽霊の仕業だとでも言うのか? そんな馬鹿な事があるわけがない。いくら非科学的なものを信じているからって、僕の大事な親友を操るなんて……。 もし仮に、本当にそうだとしたら……僕は絶対に幽霊を許せない。
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