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順調に作業を終える頃には陽は沈みかけていた。グレンは皆のギルドカードにサインをしながら労った。
「作業お疲れさん。」
「色々勉強させて頂きました。ありがとうございました。」
「もう日が傾いてる。明日ギルドに行けばいい。夕飯食べて風呂に入れ。」
「お気遣いなく。パートナーが待ってるので、今日は帰ります。」
コンコン。
ドアをノックして入室したのは、私を迎えに来たシエロだった。
「ユウコ、帰るぞ。」
「うん!皆さんお世話になりました。」
グレンは顎が外れたかのような腑抜け顔をしていた。
「ギ、ギルド長と同じ、か?」
「はい。私のパートナーです。」
「じゃあな。」
シエロが私の肩を抱き寄せ、歩みを促した。
「待て。」
グレンが自身のギルドカードを差し出した。
「ユウコ。儂とフレンドになってくれ。」
「嬉しいわ。まだ3人しかおらんねん。ありがとう。」
「じゃ、俺も。」
「フレンドよろしく!」
「僕もよかったらフレンドに。」
「私ともお願い。」
カイル、ロビン、トーリ、そしてイズミがフレンドになった。
一気にレベルアップして、ランクはEになった。
……………ギルドカード……………
名前:ユウコ(人族)
職業:冒険者(レベル5)
ランク:E
フレンド:8
職種:女忍者(初級)
武器:手裏剣(レベル8)
装備:天龍の指環、天馬のブーツ
銀翼の小刀、銀翼のピアス
属性:水、光、闇、星
パートナー:あり
使い魔:あり
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