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「うん……うん。やっぱ、下向いた方がちゃんと話してる気がするんだ。……俺のおかげじゃないよ、ほとぎさんのおかげ……ほとぎさんもカッコいいよ。普通?この前もおばあちゃんを助けた?……真似できないよ。……俺、勇気ないから。んー、助けられて気分いいや。じゃあ、ほとぎさんの家にいこう」
公園すぐそばの企業ビルの路地裏。
自身の下半身に向かって、若王子は呟き目指すべき、ほとぎ家へクラウチングスタートを切った。
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