憧れの世界へ――

12/19

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/205ページ
システムとやらの作業が終了したらしく、私を助けてくれたであろう声の主が現れた。 『大丈夫!?』 『現れた』といっても実体のない立体映像のようで、何故か透けているけど…… 「ッ……ゲホッ、ゲホッ、はぁ~」 危うく死にかけた……そんな感想と同時に肺の機能が再稼働し、酸素を求めて大きく呼吸をする。 『息は出来てるね良かったぁ~他は?締められたとことか大丈夫?』 正直だいじょばない…… 危うく酸欠で死にかけて変な縄で火傷に近い怪我を全身に受けた。 だから大丈夫に見えてるんなら…… 『まぁ生きてるから大丈夫だよねぇ~』 優秀な眼科に受診する事をオススメする。
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加