青天の霹靂

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B「このビニガさ、ずっと放置してたからビニールくっついてもうて、全然開かん…」 何とかビニール傘を開けようとするB。しかし全く開く気配がない。 A「貸してみ?」 ビニール傘のボタン部分を押すA。 その瞬間、甲高い悲鳴と共に、Aの体が思いっきり跳ねる。 A「何やこれ!?電気走ったんけど!?」 その様子を見て、手を叩いて笑うB。 B「どう?私特製のビリビリビニガ」 A「何してくれてんねん!しかも特製て!」 B「はぁー。こんなにも、うまいこと引っかかってくれるとは。それにしても、見かけによらず可愛らしいパンツ穿くんやな」 A「ちょ、何パンツ見てんねん!」 B「そりゃ、そんだけ飛び跳ねたら見えてまうやろ」 A「許さん!絶対に許さん!」 顔を赤くしながらBに迫るA。 B「不可抗力やんかー」 笑顔で逃げるB。
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