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おかしい。
遠野さんの様子が。
まさか
彼女が何か絡んでいるなんて事はナイだろうな
と、過った考え。
「んな事ある?」
遠野さんに視線を投げるも彼女は図面に軽く訂正を入れ始めてしまって
おまけに、三木部長との距離が物凄く近付いて。
拭いきれない違和感?を持ったまま
オレはオフィスを見渡していた。
……お仕置きする?
それとも
いっその事
罰、与えちゃう?
そっちかよ。
違うだろ、今はこっちのが先だろ。
ほとほと呆れる。
遠野さん贔屓なオレに。
三木部長の音に惑わされてみろ
もう、足腰立たないくらいじゃ済まさねぇ。
「新城さん」
あれこれ視線を漂わせていたら
目の前の岡田さんから声がかかった。
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