第9章 オレの素性②

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ガクリと力が抜けて また新たなウネリがオレを纏い こんなに変化するオンナの身体を 物凄く奥まで感じたい一心で 動き始める。 脳内に溢れる愛しさと気持ちよさのホルモンは 悠久の彼方より受け継がれたヒトとしての褒美。 「気持ち、い?」 まさかコレが演技だったら アカデミー賞も真っ青だろう。 「遠野さん、マジ、チョー、気持ちィ」 浅い所の上の方は 沢山の段 少し進むと無数のザラザラ 筋肉は突くほどによく締まり その度にオレの体積は徐々に増す。 どこに入り込んでも飽きさせる事のないキミの身体 オレに起こっているのは、中毒症状 もっと抉りたくなる あわよくば、突き当たりの更なる入り口をこじ開けて オレ自身、入り込みたい。 ナカが燃えるように熱くなって 不乱に貪り、そこに緩急をつける。 舌を這わせた二つの膨らみの尖った先を含んで噛むことも 吸うことも全部、全部キミの淫らを見たくて 「っ、ヤバ」 「んっ」 あぁぁっ この、溶けるような声が聞きたくて 汗と欲にまみれる。
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