第16章 紡がれる生命の神秘

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「うん、だいぶでてきたね」 凄い。 「いや、マジ神秘」 風呂上がり、お腹にクリームを塗りつける悠の姿を見て この、身体の神秘さに突っ込まずにはいられない。 「ね、オレにも塗らせて」 「じゃあ、この辺お願いします」 渡されたポンプタイプの大容量クリーム この辺、と言われたのは足の付け根からたどって お腹が膨らみ始めた部分。 ちょうど大きくなってきたお腹が邪魔して 下の方が見えにくいらしい。 ナイトウェアは妊婦になっても欠かせないらしい ベビードール。 だけどやっぱり冷えないように、スケスケ、ヒラヒラ ではなくなった。 「あー、すげぇ、動きまくってる」 掌を当てた場所が波打つくらいに 内側からオレを撫でたり、突き上げたり 「元気だなぁ、お前」 「最近特に動きが大きいというか」 「育ってるんだな」 クリームを撫でながら 目の前で微笑む女神に 発情する。 「ここも、デカくなった?」 柔らかなタオル地の上から スルリと撫でた、まあるい形は 右も左もワンサイズは大きくなっているのかも。 肩紐をずらして腕を抜き 心臓とは反対のその膨らみの頂が見えるまで スルスルと下げ 焦らす事もせずにそれを口に含んだ。 すぐに応えてくれる悠の身体は 篦棒に正直だ。 ふっくらと膨らみ、途端に硬く、硬くする。 舌先の動きを見せつけるように舐め 時々、見上げて確かめた。 悠の潤む顔を。
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