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ふぁ~
久々に、中学のダチに会って
カラオケ三昧をしていい感じに疲れ、
帰る途中
ドン
曲がり角で、中肉のアジア系の男と
ぶつかり勢いで後ろに倒れて尻餅をつく
「いてっ!」
慌てて走り去る男、
こちらを、気にする様子もない
「なっなんだ!謝りもしねーのかよ
まったく、いてーなぁ」
お尻に着いた埃を払い
走り去る男を睨みながら呟いた
次の瞬間
白いシャツに、赤い染み・・・
「えっ!」
どくっどくっ
靴の下には、血がたまり
意識が朦朧としてきた。
腹から出る血を止めようと
手でおさえてみても
隙間から流れ落ちていく
足に力が入らず、傾く体
どしゃ
血の溜まった場所に倒れた
遠くで救急車の音が聞こえる
誰かが呼んでくれたのだろう
うすぼんやりと
あ~助からないかも
いろいろやりたい事あったのに・・・
乗せられた救急車
次第に暗闇が襲った
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