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「あ、そうだ。コレから部活行くんだけど、夜宵も行く?」
部活見学か。まぁまだ正確には入学してないけどいっか。
「okいいよー。面倒だからこのスーツケース持って」
「そう言うとこと相変わらずだなぁ」
だからなんだよその顔は。
留学中の話や、咲綺の学校生活の話をしていると部活をやっていると言う場所に着いた。
……うん。見慣れた格納庫。
「咲綺まだ戦車道やってたんだ。てっきり剣道部に着くかと思ってた」
「子供の頃戦車道誘ったのアンタでしょうが。ウチの学校強いんだよ~。まぁ四強のサンダースや聖グロ程じゃないけどね」
子供の頃咲綺は戦車道と剣道をやってた。
私も咲綺と一緒に剣道もやってたけどね。
私が咲綺を戦車道に誘って、咲綺が私を剣道に誘ったって感じ。
「戦車はカナダ系だからイギリス戦車とシャーマン辺り?」
「うん。大体はね。でもウチの学校、ゼロヨンとかル・マンとかタンカスロンも有名で豆戦車とか軽戦車は結構色んなのあるよ。ゼロヨンとル・マンは結構優勝経験あるんだよタンカスロンも結構強豪だし。まぁポンプル程じゃないけど」
「へー。知らなかった」
「取り敢えず部室案内するねー。私こう見えても副キャプテンなんだよ」
咲綺が副キャプテンか。強いのかな?
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