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(やめろ。やめてくれ)
生暖かい感触をした両腕に段々と力が込められて意識が遠くなる僕。
そして僕の苦しむ姿を観察するかのようにドロドロに溶けた表情をしながら腐臭をまき散らす【愛梨に似た何か】。
抵抗すらできず、なすがままに全てを受け入れ、途切れかける意識の中で、【愛梨に似た何か】は口を開いた。
【愛梨に似た何か】が発する言葉は、濁音と混ざりながらだったので聞き取り難かったのだが、はっきりと僕の脳にしみ込ませるように呟いた。
「次は、誰を犯す?」
って。
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