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「ああああああああああああ!!!!」
発狂する。僕。
同時に、破壊音と共に、しなる扉。
ひたすら便器の溜水を啜り続ける。僕。
徐々に破壊される扉は、僕の努力も虚しく、五回目の破壊音と同時に鍵は破壊され、外の大量の光を僕に浴びせた。
観念した僕は思い切り目を瞑り、便器を顔に突っ込み現実逃避の準備をした。
「だ、大丈夫ですか!?」
その声に、はっ、と、した僕は汚水まみれの顔面を人の声がする方向に向けて確認。
僕は安堵した。そこにいたのは化物ではなく、制服を着た二人の警察官。
恐怖から解放された僕は、股間周りに違和感を感じ、下を向いた。
僕を中心に水溜りが出来ていた。
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