0人が本棚に入れています
本棚に追加
重たい雨が降る脇道。
2人は向き合ってお互いの本音を言い合った。
お互いに発した言葉は、まるで雨が心を針みたいに刺すように、お互いの心を傷つけた。
すると、雨雲のせいで暗かった脇道はなにも無かったように明るく、空は白い雲が見えていた。
2人は閉じていた目を開けて、さらに大きく開いた。
A)もどった……?
B)……戻ってる?!
2人とも自分の身体を触る。2人には懐かしい感覚があった。
A)やった!これで由美は彼氏との旅行にいける!
B)良かった!今年最後の試合に愛結ででることが出来る!
A)B)よかったー!!
A)でもちょっと女の子らしい生活も楽しかったなぁ。
B)うふふ。私も愛結の男の子に負けない元気な生活も楽しかった!!!
さっきの重たい空気はいつの間にか消え、2人の日常はいつの間にか戻っていた。
最初のコメントを投稿しよう!