4回目のコンビニ

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 部屋に帰り、あまりの体のだるさにコンビニの袋を投げ出して、ベッドに倒れ込んだ。  袋からとびだした『退職願』の用紙と睡眠薬、それにカメラが床に転がり、ちょうど窓から差し込む西陽に、朱く照らし出されていた。  もう何もする気がおきなかった。  今までのことすべてが夢の中のことのようでもあり、そうでないようでもあった。  ますます重くなっていく頭で、僕は自問していた。  一体この数日間というもの、何がどうなっているんだ。  ただの風邪なのか、バイトも休んでおとなしくしてるのに、どこまで悪くなっていくのか。  それにしてもあのコンビニの店長、一体何者なんだ。  わけの分からないことばっかりいいやがって。  あいつのおかげで、こっちの頭までおかしくなってきたんじゃないだろうな。 何が『お客が買うべきものを揃えてる。』だ。  『完璧なマーケティングリサーチ』だって?  ふざけるんじゃないよ……………
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