親友の生命

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「えっ」 ほっとする反面、達也の希望を無視した医師にむっとした。しかし医者は続けた。 「それと、達也君のお母さんは、肩のこと、最初から知っていらしたようだね」 「…」 「大人をなめちゃいけないよ。みんな、君たちの嘘に付き合ってあげたんだ」 担当医は、優しく微笑んだ。
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