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女子の試合が始まった。
史郎が言ってた白菊学園の女剣士達が入ってきた。
真っ白の道着、
防具、
余裕と気品さえ感じられた。
試合は白菊学園の圧勝だったが正治はそんなところに関心はなかった。
試合が終わり、
正座して面を取り外した時、
中からポッと上気した桜色に染まった顔が見えた。
何とも言えない魅力と色っぽさを覚えた。
汗で髪が頬にぴったりと張り付いた姿は胸にキュンときた。
特に大将戦に出ていた新川百合子は素晴しかった。
よく見ると会場の男子全員が新川百合子に注目しているように見えた。
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