【向日葵】

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―‐‥ 数年後... 向日葵が真っ直ぐ 咲き誇る夏... 《幸せ》が 思い出になった夏 俺は亜紘に逢いに行った。 裕『よぅ,亜紘。』 亜紘の墓の前に立って うちわを扇ぐ。 裕『お前のお陰でまた   バスケできてるぞ??』 線香の隣に持ってたうちわを 置いて手を合わせた。 裕『トラックに跳ねられて   飛んだ時..お前と   目合ったじゃん??』 そん時にさ.. お前言ったよな...? 裕『口パクだったけど..(笑)   何言ってたかハッキリ   わかったんだぜ??』 あん時..お前は... 裕『「誰よりも愛してる」    って言ったよな..?』 そんでもって地面にどんどん 落ちていく中で俺の小指を つかんで指切りしたよな..? ずっと大好きだって。 俺もずっと大好きだよ? 死んでも絶対忘れない。 俺が亜紘を愛してる事 亜紘が俺を愛してる事を...  
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