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3月11日 教習の2日目で学科と実技の両方がある日である 午前中に学科を受けて午後から実技が始まった 配車受付で受付をしてもらい、原簿に書かれた番号の車の横で待機する 教習車はカリーナである ATはブルーバードかコンフォート チャイムが鳴ると教官が来て助手席に乗るように促される まずは広場に移動してミラーやシートの合わせ方など、基本的な操作を教わる そしていよいよ、車に乗る時が来た 初めて座る運転席と初めて見る景色 初めて触るハンドルやシフトレバー とても新鮮な気分であった クラッチとブレーキを踏みキーを回すと始動する 最近の教習車はプッシュスタートなのだろうが、キーを回して始動することも車の醍醐味の一つであると思う ギアを1速に入れて軽くアクセルを踏みながらクラッチを慎重に繋いでいく すると、車がゆっくりと動き始めた 自分が車を動かしているという感動さえ覚える瞬間である 10mほど進んだところでハンドルを回すように指示されハンドルを回していく 当然ながら車はハンドルを回した方向に曲がっていく こんな当たり前のことでさえ面白く感じてしまうのだ 広場をぐるぐる回って慣れてきた頃 コースの外周を走る練習に移った 教官が運転してカーブの注意点や優先などを教わり、発着点から自力でスタートする カーブでどれくらいハンドルを回せばいいのか感覚がわからず歩くぐらいの速度でカーブを曲がっていく そして外周を2周ほど回ったところで1時間目は終わった
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