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教習2時間目になり今度は交差点や信号を通る授業である
2時間目となり少しは車を運転するという感覚に慣れてはきた
発着点からスタートする
左右の安全確認に気を配りながらスタート
「ドスッ」とした振動と共にメーターの警告灯が全て点灯した
エンストである
安全確認に集中してペダル操作が疎かになっていたようだ
すぐに再始動して、コースに入る
改めて見ると、限られた土地の中に信号から踏切 坂道 クランク S字といったコースが詰め込んである
しかも、普通車だけでなく、二輪や大型のコースまであるのだから、上から見たらなかなか面白い光景だろう…
コース図を見ただけでもワクワクしてくる
外周をしばらく回ったあと、コースの内部の方に入る
交差点を曲がるのは初めてで、ライン取りの感覚がわからず、縁石を踏んだり大回りになったりしてしまう
何度も踏まれて角がなくなったり、崩壊している縁石を見ると哀愁さえ感じる
コースの内部に入ると、いかにも旧車という雰囲気が漂うポンコツが縦列駐車用に停めてあったり、昭和な雰囲気の原チャが隅に固まってたりする
信号で停止すると、停止線のちょっと手前に停めることが意外と難しいとわかった
コースのほぼ中央に位置する信号から周りを見ると、平成初期の年式と思われるフォワードが停まっている
かつての大型の教習車である
その奥に今年から導入された大型の教習車であるプロフィアが堂々と鎮座している
かつては大型の教習車として多くのドライバーを育ててきたフォワードも、その座をプロフィアに譲り、今は中型の教習車としてのんびり働いているといったところだろうか
教習コースの中にある車やコースから、いろんなドラマが想像できて意外と面白い
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