第1章

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読んで欲しい本 前泊博盛編『日米地位協定入門』 横田基地の米軍管制官が日本の空の支配者であるという事。 アメリカは有事即応(日本が侵略された時には即応して応戦する)しないという事実。 これはアメリカの議会の承認だからで、侵略者は、米軍基地を攻撃しない事で、安保条約を少なくともアメリカ議会が承認するまでの期間は無効化出来るという事が判る。 皆さんが教科書で教えられた幕末の不平等条約。 この改定に、明治の日本は長い時間苦労したのだが、日米地位協定は、この不平等条約より酷い事がわかるのだ。 日米合同委員会の真の役割も、米国追随のポチ首相の実情も判る。 俺は、岸信介を評価していると書いてきたが、その理由も判って頂けるだろう。 安保条約に廃棄条項を入れた事がそれだ。 その廃棄条項のお蔭で、屈辱的な日米地位協定は廃棄出来る。 本当に安保条約が必要なら、廃棄と同時に新安保条約の成立を図れば良い。 こんな屈辱的な日米地位協定&安保条約を密室で決めた「吉田茂元首相」が、愛国者であるはずが無いではないか! そして、それに関わった当時の外務官僚も同罪だ。 この時、この中の1人でも、ソ連やイギリスにリークしていたら……… 日本は違った社会になっていたと思う。 以前書いた、外務官僚の無責任さ愛国心不足。 そして、マスコミの無責任さと不勉強。 これを補足すると、読売新聞の社主「故正力松太郎」は、知る人ぞ知るCIAのエージェントだったし、ナベツネも同じだと言われている。
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