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最終話
帰りのHRが終わったらあるクラスにいく。
そこは特進クラスで成績がいい人しか入れないクラス。
「陽!」
陽はこっちに気づいたみたいだ。、
「どーしたの?陽菜。あれ?髪もどしたの?」
「うん、あのさ今日一緒に帰れないかな?」
「・・・」
「無理?」
「陽菜がそんなことをいってくれるの久しぶりだね
うん、一緒にかえろ。
大澤さん、ごめんけどそれ、明日でもいい?」
「えー、まぁいいけど。」
「ごめんね。じゃ帰ろっか、陽菜。」
「いや終わるの待ってるよ。
いきなり言ったんだし。」
「いいのいいの、いこっ。」
久しぶりに陽と帰ることになった。
「へぇー、全部話したんだ。」
「うん、そしたらなんか楽になった。
言ってよかった。」
「よかったね。陽菜。」
陽は優しく笑う。
「あのね、言えたのは陽のおかげなの。
だからありがとうね、陽。」
「俺はなにもしてないよ。」
「・・・やっぱり私、陽のことが好きみたいなの。
もし陽が迷惑だっていうなら陽を好きなことをあきらめる。
だけどもし迷惑じゃなかったらチャンスが欲しい。
迷惑?」
「なんで俺が迷惑するの?」
「え?」
「陽菜が俺のこと好きなの諦めたら俺は嫌だな。」
「どーいうこと?」
「俺も陽菜が好きってこと。」
「嘘・・・でも去年私とは付き合えないって。」
「陽菜と付き合えないんじゃなくて、今の陽菜とは
付き合えないって。
高校はいってから陽菜は自分を偽って無理してたでしょ。
そんな陽菜をみるのは俺も辛かったし、俺が好きな陽菜じゃないから。」
「ばか?!それならそうと早くいってくれたらよかったのに。」
「え?ご、ごめん。
でも俺の好きな陽菜がもどってきてよかった。」
やっぱりありのままでいかなきゃね♪
終わり
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