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その数分後に、子ども達が、それぞれ渡された服に着替えて出てくる。
特に光月とひまわりは、恥ずかしいのかそわそわし、母親の元に駆け出してしまった。
やはり、初めての場所と、ここの雰囲気に彼女達も何かを感じたのだろう。
「ひまわり、ママにくっついていたら光月ちゃん達といられないでしょ?
それに、ママだって李兎の面倒みなきゃいけないし…」
「李兎の面倒は私も見る!」
「あらあら…じゃあママは助かるけど、光月ちゃんは、暁くんに取られちゃうかもよ?」
ひまわりの母親である紗江李が、ひまわりの弟である李兎を抱きながら、笑っている。
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