第三章 聴取

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ーー※ーー 「…えぇ、知ってましたよ」 依頼を受けてから2日後、納賀見は、三笠達哉に話しを聞く事ができた。この後各務由樹也にも聞き込み予定だ。 「岬雄大も玲香さんも同僚ですから。2人が付き合っている時から悔しがっているやつは山ほどいました。」 「それで、不倫を?」 「あの、本当に会社には黙っていてくださいよ」 三笠は釘を刺すと続けた。 「旦那とは、離婚予定だと聞いていました。それで、いけない事なのはわかっていましたが、正直嬉しくて、離婚の相談にものっていましたが、デートしたりもありました。うちに来る事もあったし合鍵も渡していました。」
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