君と見たあの花火をもう一度

5年前に戻れたら…そんなことは今更言ったって無駄なのは分かってる。そんなに泣かないで、君が泣いているとこを見ていると悲しくなるんだ無力な自分がどうしようもなく虚しく、悲しくなる。泣かせている自分が彼女に何を言ったら良いのか分からない。だからこうして泣いてしまう時はそっと背中を撫でてやることしかできない。《バァーン》すごい破裂音がして下を向いていた僕らは上を向く。

/14ページ

最初のコメントを投稿しよう！

2人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>