創作

3/5
前へ
/15ページ
次へ
【性格】 幼き頃から魔女と呼ばれ虐待を受けてた事から酷く自虐的かつ諦めの強い子供で誰に何をされても「自分は魔女だから仕方ない」と植え付けられた自己否定から心は冷たく凍え感受性、子供らしい喜び等も閉ざされていたが其でも生きて来れたのは単に愛を注いでくれてたと信じてた母親のお陰で、彼女の存在が数少ない少女の中に喜びや安堵の感情を残し辛うじて人間らしさを保っていた。傷だらけの体を手当てし抱き締め慈しんでくれた母親に、彼女が居なければ生きていけないと重度の依存を抱きそのせいで裏切られた際に悲しみより余る憎悪を孕んでしまった。人格構成から既に歪み都合のいい様に育てられたので物の良し悪しは殆ど理解してなくだからこそ残虐な拷問等が行える、無知ゆえの所業。 魔女になって最初の頃は形だけの満たされた生活に人らしさ、生きる喜びさえも見出だしたがそれが返って過去の己が如何に惨めで凄惨だったかを痛感させ魔女の力(異脳)に依存する理由となる、自分の願いを叶える為なら他者等どうでもいいと、思ってる。また異脳で望めば物は手に入るので身に付ける物や所持品には一切執着がなく拘りもない。 黒猫が喰らった魂を映し、少女が幸せに過ごす人間、何より愛に満たされてる人間を憎んでいると知ってるので自然と悪魔は苦しみながら死にゆく魂を好む様になった、彼女自身も悲鳴は聞いていて爽快らしくお気に入りはアルモニカ。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加