創作

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また初めての友達で唯一の存在であるアルモニカを何よりも大切に思っており事彼女にだけは何処か甘くなったり失せてた感情が見え隠れする時も、黒猫曰く多感なアルモニカに影響されてるとの事。 普段の彼女は黒猫が望む冷酷非道で残虐な魔女を作っているが客人を招く最初の時間は年令相応な喜怒哀楽を努めて見せるようにしている、長き生活からすっかり形だけを取り繕うのは慣れ心とは裏腹な感情さえも作れる様になったがアルモニカ、黒猫、乱歩の前ではそれらが作れずペースが乱されてしまう。 感情の大概が欠落しているが矢張り子供らしく小さな事でムキになったり怒りを見せたりする所は見目以外、唯一の幼さを感じられる所である。 異脳は有能であると自負してるが胡座をかいてる訳ではなくただ単に願いを叶える手段としか思ってない。然しながら人を殺めた時に異脳が感じ取る喜びや高揚感は好きらしく快楽、娯楽を人より倍に好む傾向がある。 【黒猫】 正体はヴィオラの異脳により召喚された悪魔、ヴィオラの願いを叶える代償として彼女の魂を喰らいヴィオラさえも自覚してなかった(或いは見ない振りをしてきた)感情を知り、本来の彼女(デイヴ・テレザー)になる。なので自然とヴィオラを愛し慈しんでいるが彼女の感情を彷彿させたい気持ちと少しでも彼女に見てほしい本心の訴え、悪魔としての心からつい悪戯にヴィオラの心を掻き乱してしまう。ヴィオラには嫌われている様だが全く気にしておらず、其は彼女が自分から離れられないと絶対の自信があるから。ヴィオラを溺愛しており自分の魔女だと自負している。依代に黒猫の姿を好んでいるが実際の姿は紫色の靄で形はない。体の調達は生き物から無機物まで可能、存在を乗っ取り手足のように使っている。生きてる物から死体まで幅広く憑依出来るので依代には困らず、梁ごと無き理由で依代が破損しても何ら問題はない。言葉通り魂を入れてる器として利用している。
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