24人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
七夕祭りの夜。
私(A)は、星空の下浴衣を着て歩いていた。
A 「七夕の夜ってロマンチックだけど、1人で歩くのは寂しいな」
B 「寂しくなんかないさ。だって僕がいるから……」
A 「誰?」
B 「誰だかわからない?
君と一緒に歩きたくて、浴衣に着替えて来たのに」
そう言ってB君が現れた。突然のことに私は驚いた。
A 「 B君……どうしてここが分かったの?」
B 「家に電話したらお母さんがここを教えてくれたんだ。……君と僕は七夕が誕生日だから、告白するなら今日しかないって思ったんだ」
A 「有難う。嬉しい」
私達は手を繋いで歩いた。すると、満天の星が輝き出した。
B君は私の耳元で優しく囁いた。
「世界で一番君が好き。これからもずっとずっと君の側にいるよ」
最初のコメントを投稿しよう!