プロローグ

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その出逢いはこのまま一生、恋愛とは無縁だと思っていた私の気持ちを大きく変えたんだ。 彼は私に恋心を思い出させてくれた。 そして、人を愛することを教えてくれた。 生涯できっとこれ以上の恋はないと断言できる大切な恋だ… 夏が来るたびに毎年、必ずその恋を思い出す。 あの教室にあった彼の表情、言葉、温もり…そして彼と過ごしたひと夏を… これからもきっと思い出すだろう。 この物語は私が高2の夏に体験した甘くも切ない、ひと夏の恋の思い出である。
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