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今の時刻は6:40を少しすぎた頃
私は友人のAと橋の上で待ち合わせをしている
その待ち合わせ時間は、6:30
A怒ってるかな?
Asid
藍南遅いな~
あまりこの橋の上に居たくないのに
もうすぐ7:00アレが来る
アレとは、この地方に古くから伝えられている妖怪Bの事
見たら神隠しに遭うらしい
B「何シテルノ?」
A「えっ!」
振り返った私はつい目を見張った
そこに居たのは去年事故で亡くなった私の彼
B「俺、もう少しであっちに逝かなきゃいけないんだ
だから最後にAと一緒にいたいって思って(ニカッ」
A「うん」
B「なんか織り姫と彦星みたいだな。まぁ彦星死んでるけど(笑)」
A「ありがとう
最後に私の所に来てくれて(ニコッ」
B「じゃあな!」
私はそれに大きく頷いた
てゆうか
A「まだ来ないの~~!」
藍南の遅刻と
私の不思議な夏の物語
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