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生きているのが恥ずかしくなりました。
駅の階段を登るとき、まるで上下反対になったような
そんな気がして。
ふわふわしていてぷかぷかしていました。
浮き輪みたいで、とても綺麗な物でした。
恥ずかしくなった私は、包丁でお腹をなぞりました。
が、切れてる訳もなく近くにあったカミソリで
深くお腹を切ったつもりです。
赤いお腹を拭って
中に小さな鈴をいれました。
私はここにいるよ
小さく呟いたのですが、聞こえたでしょうか。
チリン
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