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流石に引いたかなと、冗談だよと言おうと口を開きかけた所で、
「良いですよ。ただし、手伝ってもらった方がもっと興奮できるし乱れた姿を見せられると思いますが……、どうでしょう?」
まるで仕事をしている時のように真面目な顔で言われて思わず頷いてしまった。
「では、俺の後ろを弄って頂けますか?」
前だけじゃ物足りないんで、と、耳元に囁かれてゾクゾクと甘く痺れる。
意外だ。三木本の事もだが、素直に手を伸ばす自分の事もだ。
中はとても柔らかく、すんなりと指を咥えていく。
「君は……、いつも、ああいう事をしているの?」
「会社でって意味ですか? だとしたらしていません。どうも相手を怒らせてしまったようで」
「何をしたんだい」
「そこまで言う必要ありますかね?」
結局、それについては口にせず、指をさらに増やせば背を反らし腰を揺らす。
「あっ、あぁっ、そこ」
目元を潤ませ、声を上げる。それが色っぽくてとても可愛い。
前も弄ってやれば、程なくして欲を放ち八潮にもたれかかる。
「はぁっ」
「気持ち良かったかい?」
「えぇ」
じっと八潮を熱く見つめてくる。
「俺、課長の、欲しい、です」
甘えるように胸に頬を摺り寄せる姿に、久しぶりに胸の高鳴りを感じた。
「イイよ」
こんな風に甘えるのか、彼は。
いつもは怖い目も、トロンとしていて色気を感じる。
「僕のこれを使うの、久しぶりだからね、役に立つか解らないけれど」
スーツのズボンを下ろせば、三木本がジッと見つめている。
「そんなに見られると恥ずかしいよ。立派なモンじゃないし」
「そんなことないです。やしおさんの、ください」
テーブルに伏せて尻を突き出す三木本の、その中へと挿入すれば、八潮のモノを深い所まで咥え込んだ。
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