杉浦と松尾

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◇…◆…◇  キスをしながら着ていたものを床へと落とす。  杉浦は真っ白な綺麗な肌をしている。それが松尾の欲を更にかきたてる。 「課長の肌、綺麗ですね」 「そうか。お前がこれをみて萎えなければそれでいい」 「萎えるところか、こんな感じですよ」  腰のモノを押し付ければ、俺もだと言って首に腕を回す。 「俺を愛してくれ」  頬を胸に摺り寄せて、下から覗き込む仕草はとても可愛い。 「はい。貴方が満たされるまで」 「あぁ」  もう寂しいのは嫌なんだと、切なげに見つめられる。  二度とそんな思いはさせない。  後を解し、中へと自分のモノを挿入する。  深い所までつながりあい、法悦な笑みを浮かべている。 「お前を中で感じる」 「今から、ですよ」  もっと感じるのは、と、中を突きあげれば、首に腕を回し欲して善がる。その姿は、松尾を高ぶらせて押さえを効かなくさせる。 「獲物を狙う獣みたいな目だ」 「肉食系って事ですか?」 「あぁ、ギラギラしている」  汗でぬれた髪を撫で、目尻に口づけをする。 「すごく、いい」  と囁かれ、身体中の血が沸騰したかのような感覚となる。 「俺を食い尽くせ」  濡れた真っ白な自分の身体を撫でてて松尾を誘う。  なんて色っぽくて厭らしいんだろうか。 「えぇ、貴方の奥深い所まで……」  心も、ここも、ね、と胸を指で撫でて中を突く。 「んぁ、もっと、もっと寄越せ」  ぎゅっと締め付けながら求められて、一気に高みにのぼる。 「ふっ、あぁっ」  互いに欲を放ち、中から抜くとそのまま杉浦の胸へと顔を埋めた。 「良かったぞ」  髪を撫でながら言われ、それが嬉しくて頬を摺り寄せる。 「ん、こら、くすぐったい」 「感じちゃいましたか?」  指で胸の突起を弄れば、杉浦がくすっと小さく笑う。
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