No.1 最低な女と嗤う
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この話は去年、 地味だった中学校生活を終え、華々しく、煌びやかに高校デビューした私の、 在りそうでなくて、無さそうであって。 実は、身近な友達がそうなのかもしれないし、 自分の両親が、 あの憧れのアイドルが、 愛おしくてたまらないあの人が、 もしかしたらあなたが私と同じ考えなのかも―――という話。 考え出したらきりがない。 これはそんなこじれ女子のお話である。
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