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本性
「君が土地神様の本性だろ?」
黒い怪物は青年井背を向けながら、言いました。
「は!何を言っているのかさっぱりだな。」
「君は自分のこの白いもの達を口車にのせ、自分への献上品として子供たちを神隠しに合わせてたんだろう。」
「そして好物の人間の肝を食べていたと・・。」
「肝!!じゃぁ、肝以外の死体はどこにあるんだよ。」
青年の友人は悲鳴をあげてびっくりしました。
「それはきっと、この祠の入り口近くに古びた井戸があったろ?肝を抜いた体は全部あそこに放り込んでたわけさ。神社にある井戸の水は浮上のものを清めるにはちょうどいいからね。」
「ふん。それが分かったところで、お前たちは俺をどうするつもりだ?」
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