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ただいま期末考査期間中。
なぜか、話題は地理。
次男が言う。
「俺、地理苦手やったわ」
その後、まるで小学生のように、次男と私は世界の首都名を当て合いっこしていた。
話題に割って入ったのが長男。
「世界で一番小さい国って、バチカンやろ」
「せやな」
「どのくらい狭いか知ってるか?」
最近、やたらとネットで得た知識を披露したがる。
「2キロ四方くらいかな」
私は適当に答えた。
「ちゃうで。
0.4キロにやで」
???
意味がよく分からん。
「じゃあ、一辺が1キロもないって事か?」
「せやから、端から端まで0.4キロやねん」
それ、計算おかしくないか? それより、0.4キロにってのがわからん。
突如、弟が笑い出した。
「がはははは、もしかして、平方キロのことか?」
「そうそう、mの横にちっちゃい2やねん」
――う、嘘やろ……?
高一兄、面積の計算も読み方すらも忘れているの巻。
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