プロローグ

2/2
前へ
/215ページ
次へ
偶然見かけた君が、目の前の子犬にふわっと優しい笑みを向けた。 「……………」 俺はその場に固まったまま、しばらく動くことが出来ない。 ああ、これが『天使の笑顔』なんだ。 噂には聞いていたけれど、こんなに惹きつけられるなんて思ってもいなかった。 その日から、俺の切なくて甘い片想いが始まった。
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!

408人が本棚に入れています
本棚に追加