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「あたしは彼女に興味あるな。人数は多い方が楽しいわよ」
「秋葉がそういうなら試しに誘ってみるか。部屋隣だし、樹頼んでいいか?」
「はい。いいですよ」
「五人だと割と狭そうっすね」
「じゃあ家具一個どけるか。木場、頼む」
「え~…」
海鳴雀はあっさり了承した。拍子抜けするくらいに。
むしろ輪の中に入りたかったのだろうか?
彼女は言葉少なだったが、表情からはかすかに喜びが見て取れた。
そして後日、海鳴雀を交え、再び宴会が開かれた。
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