『若恋』禁断の恋 伍

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もう一度告げる。 さっきは返事の前に襲われ聞けなかった答え。 「結婚してくれないか?」 「……わたしでいいの?」 「祐じゃなきゃダメなんだ」 想いは近づいてく。 「わたし―――よろしくお願いします」 頬に触れた。想いは重なってく。 五月雨のように明るい光が虹を作る。 降り注ぐ虹の光がふたりを包んだ。 すべてを包み込み柔らかい光がふたりの想いを甘く照らしてく。 「―――愛してる」 もう離さない。 そう、誓った―――
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