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「はぁ、はぁ、はぁぁ」
艶々で滑らかな白い指、俺のすべてを知り尽くすように俺をなぞる。
手が指が、俺を支配する。恥ずかしいところも触り尽くす。
やめろ、やめてくれ。それいじょうされたら…
だけど、拒めない。力が抜けていく。俺は何て惨めなんだ。だけど、どこか渇望する。それ以上を…
どくどくどくん…
俺の全身から走る。熱いものー俺は抵抗するように目を開いた。
「あれ、俺寝てた」
見渡すとしろはいない…
「明日早いので今日はおいとましますね。小腹がすいたらお握りありますのでよかったら食べてくださいね」
と美しい文字で書いてあった。
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