初めての…嫉妬

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それでまぁ、お兄さんと桃華さんのキスシーンについては誤解は解けたんだけど… ついさっきの先輩とのやりとり…だよね? だって、先輩直ぐにでもしたいとかいってたし。 私は…てっきり、先輩が桃華さんとの結婚について話してるものだと思っていたから。 そのぉ… 何とゆーか… 結局、先輩の話はすべて私とそういう事をシたいって意味で言ってたらしい、です。 今の先輩はとにかく私とシたくてシたくて仕方ないらしい。 きっと、それはさっき先輩が言ってたとおりなのかもしれない。 ーーーどこにもいかないよう、全部僕のものにしてしまいたい 今更だけど凄い告白だよね? 思い出したら顔が熱くなってきた。 でまぁ、先輩がシたくて仕方ないって事を知っていたお兄さんが自分達の濃厚なキスシーンを見た先輩に向かって シたい気持ちがあるのに我慢して辛いだろうってことでクククと笑ったそうだ。 とにかく、全ては勘違い。 私がちゃんと話を聞かなかったのがいけないのよね。 私が未だしょんぼりしているとーーー 「あーら、みなさんお揃いでずい分楽しそうねぇ。」 出先から帰ってきた先輩のお母さんを見ると何故かこの場にいなかったのは不幸中の幸いだったかもって思った事は黙っておこう。
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