七夕まつり

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今日は加古川の七夕祭り 可愛い浴衣に身を包む由美と、銀縁メガネに紺の浴衣姿の祥吾がデートを楽しむ。 「ねえ、祥吾早く行きましょう。七夕祭りの花火始まっちゃうわよ」 「由美そんなに慌てなくても時間はあるよ。こけるなよ」 「祥吾ったら、私がこの日を楽しみにしていたの知っているでしょう」と拗ねて見せる。 「ああ、分かっているさ。だからちゃんと来ただろう」と言うと眼鏡を直す祥吾。 その仕草に由美はドキッとする。 「ううん全然わかっていない。分かっていたらもっと早く行くはずよ」と頬染める由美。祥吾は由美に追いつき手を握り締めるとそのまま、引寄せ抱きしめる。祥吾は由美に囁く「由美、僕と一緒にこれからの人生を歩んでいこう」それを聞いた由美は頬をさらに赤く染めうなずく「うん、祥吾と一緒に生きたい」祥吾は由美を力強く抱きしめる。               終わり
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