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怜美(れみ)はベッドにそっと置かれた。
柔らかいタオルが敷かれているサロン用のベッドだ。
リラクゼーションサロンというだけあって、趣があって、
ほどよい太陽の光が部屋を明るく包んでいる感じだった。
癒やし系のマッサージだと、大抵薄暗くて、なんだか
分からないけれど、布が天井から下がっている。
そして、間接照明につぐ、間接照明で、すこしクセのある
香りを想像してしまいます。
でも、この『癒やし屋』は爽やかなのだ。
なによりも、明るい。自然が多い感じがする。
今にも鳥の声が聞こえてきそうなくらいだ。
「ちょっと待っててね」
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